転職活動、はじめました。

転職活動

昨今は、日本人の2人に1人が転職するという“大転職時代”です。テレビCMでも街角でも、ありとあらゆるところで転職エージェントの広告を見かけますよね。それだけ転職への関心が高まっているということです。終身雇用制度は終わりを迎えつつあり、これからはもっと自由に自分のキャリアを選べる時代です。逆に言えば、年功序列から実力主義の社会への転換期とも言えますね。

そんな大転職時代の大海原へ、私も出航することを決めました。本記事では、転職活動を始めるに至った経緯を書き記そうと思います。今現在、転職活動をしようか迷っている人の参考になれば幸いです。

なぜ転職活動をするのか?

そもそもなぜ私が転職活動を始めたのか、その理由について簡単にお話しします。まず初めに断っておくと、今勤めている会社が嫌になったという訳ではありません。私は工作機械メーカの設計者として、約9年間働いていますが、今の会社も仕事内容も工作機械業界も好きです。今後も、今の会社で働き続けても構わないとも思っています。

余談ですが、私は時々、会社のロゴ入りのオリジナルグッズを勝手に自作して社内で配ったりするので、同期からは”愛社心の憑りつかれたイカれ野郎”だと言われています。まさかそんな私が転職を考えているなどとは、露ほども思わないでしょうね。

ですが、今の仕事が好きな気持ちと相反するように、“何か新しいことにチャレンジしたい、自分の力を他の分野でも試してみたい”という気持ちも大きくなっていることに気が付きました。そして、私の心の中に住まうリトルホンダ(本田宗一郎)が囁くんです・・・

「何かにチャレンジして失敗することより、何もしないことを恐れよ」

と。これは私が昔から座右の銘にしている本田宗一郎の言葉です。やる、やらないの選択肢を前に”やらない”を選ぶなど言語道断。“やってみたいならやってみよう“と思い立ち、転職活動を開始ました。

と、まあここまでは精神論的な話なんですが、転職活動を始めようと思った具体的な理由は3つあります。

転職活動がしてみたい!!

シンプルに”転職”というものに興味があり、一度は転職活動をしてみたいと思っていました。転職活動をするのは自由ですし、仮に転職しなかったとしても転職活動自体が良い勉強・経験になると思います。基本的にお金が掛かるわけでもありませんし、それで勉強になるならお得ですよね。

ただし、冷やかしではいけません。何事も本気でやらなければ身につかないし、意味がありません。ちゃんと転職できるキリの良いタイミングを見計らい、本気で転職するつもりで活動を始めました。

自分の市場価値を知りたい!!

社会全体から見た自分の持っている能力・価値はどの程度のものなのか、転職活動を通じてそういった自分の市場価値をしっかりと確認したいと思っています。

会社内での評価は、査定などでわかります。しかし、社会全体から見た場合の自分の価値は一つの会社に勤めているだけではわからないものです。最近では、そんな自分の市場価値を知るために転職活動をする人も多いと聞きます。転職エージェントでも、そういった謳い文句で集客している会社もありますね。

自分の市場価値を知ることは、これから先の自分のキャリアを考える上で非常に重要だと思います。自分の優れている点、劣っている点、何が評価されて、何が足りないのか。転職活動では否応なしに、きっぱりと評価してもらうことができます。目を覆いたくなる評価もあるでしょうが、それも事実として受け止めなければ成長はありません。自分のこれからの人生を真剣に考えるためにも、今の自分の市場価値をしっかり確認したいと思います。

市場価値の話については、下記の記事に詳しくまとめてありますのでお時間あればご一読ください。

未知のチャレンジをしてみたい!!

まだ世の中にない未知の機械を設計してみたい

機械設計者なら多くの人がそう思っているはずです。機械設計と一口に言っても、開発・改良・特注・量産などその種類は様々です。その中でも私が特に好きなのは開発設計です。現在も工作機械の新機種開発の仕事をしていますが、その実態は既存機を元に”改良”するような仕事が多く、実際のところ改良設計です。

そんな中でも全く元のないゼロベースの開発案件も手掛けたことがあるのですが、その時はワクワク感が段違いでした。当然、一番大変な仕事でもありましたが、働いていて「自分のやりたい仕事はこれなんだな」という強い実感がありました。

ですが、実際そういったゼロベースの開発は数が少ないのが現状です。企業が大きければ大きいほど、コストや品質、利益が何よりも重視され、新規性や斬新さは二の次になっていきます。それが決して悪いわけではありませんが、やっぱりあまり心がワクワクしないんですよね。

世界を変えてやろう、世の中を豊かにしよう

本気でそういう夢を持って未知に挑戦しているチームの一員として、働いてみたい。そういう気持ちがずっと心の中にありました。そういうチャレンジができる場を探すという意味での転職活動でもあります。

転職における現実的な問題

転職を検討する上で、現実的な問題として降りかかってくるのが、家族の理解を得られるか、という問題です。現に私は、子供が2人いて、最近家も買いました。目には見えずとも、この肩には“35年ローン”という重圧がどっしり圧し掛かってきています。

一般論から言えば

せっかく大企業に勤めているんだから
転職なんて考えずに頑張って働いて稼げよ


って感じですよね。その意見、ごもっともでございます。明確な年収のアップ、また企業的なランクアップが出来るなら別に問題はないでしょう。家族ともども万々歳です。

ですが、私はどちらかといえば、小規模でチャレンジングな企業に転職したいと考えているので、そうなると話は変わってきます。その転職には非常に大きなリスクが伴います。家族の生活・安定を考えれば、そんなことは検討すらすべきではないのかもしれません。


普段は”病的にポジティブ”だと揶揄される私でさえ、この件はそう簡単には決定できなさそうです。心の中のリトルホンダも流石にだんまりです。ですが、幸いなことに妻は

やりたいことをやればいいよ。世界を変える機械を作りたいんでしょ?

と応援してくれています。本当にありがたい限りです。この言葉に後押しされつつ、かつ甘えすぎることなく、自分なりのベストを見つけていこうと思っています。

転職活動の進捗はどんな感じ?

転職活動を始めたといっても、序の口も序の口。まだ具体的な活動はほとんどしていません。

・転職エージェントへの登録
・履歴書・職務経歴書の作成
・転職エージェントのコンサルとの面談


を行ったくらいです。転職エージェントは既に転職を決めた同期がいたので、対応が良かったところを紹介してもらいました。転職エージェントって星の数ほどありますし、クチコミを調べても、がっつりwebマーケティングされてますからね。あまり信頼できる情報が得られないので、知人の紹介が一番安定ですね。

現在は紹介してもらったコンサルの方と面談をして、私の希望に合いそうな求人を見繕って貰っている最中です。またリスクヘッジとして2~3社は他の転職エージェントに登録した方が良いとアドバイスを貰ったので、他の転職エージェントへの登録を検討しています。

既に気になるベンチャー企業がいくつか目星の付けてあるので、そういうところの情報や業界研究もしっかり行っていこうと思っています。進捗は適時、ブログやTwitterにて報告するつもりです。今年一杯を目途に活動を行っていこうと考えています。

本物の”技術者”を目指して・・・

大企業で働く技術者は、本当の意味での“技術者”といえるのでしょうか。大企業での設計の仕事は、実務ではなく、アウトソーシングの設計者を使って設計を進めるマネジメント業務が主です。一人の技術者というより、その会社組織に最適化された社員という側面が強いです。もちろん別にそれがダメというわけではなく、良し悪しがあります。(大企業での働き方に関しては、下記の記事にまとめてあるのでお時間あればご一読ください。)

ですが、10年後の自分の未来を真剣に考えたとき、「こうなっていたい」と思う自分の姿は、器用に働くエリートサラリーマンではありません。本田宗一郎のようにどこまでも技術に真剣で、泥臭く、ものづくりの情熱に溢れた本物の技術者なんです。

本ブログの過去記事でも何度か書いていますが、私は技術者の価値は“生み出したものでどれだけ人を幸せにしたか”で決まると思っています。人を豊かに、幸せにするために人生をかけて技術と向き合う。そういう技術者こそ、私が思い描く”本物の技術者”なんです。

何が自分にとって幸せかはわかりませんし、選んだ道によってそれぞれに苦難もあるでしょう。それでも、器用で小奇麗にまとまりたくない。スマートじゃなくても良いから、自分の信じる道を情熱を持って、泥臭く突き進みたい。ずっとそんな気持ちなんです。

そんな私の転職活動が、他の技術者の後押しになれば幸いです。また、適時進捗を報告しますのでブログやTwitterをチェックしてみてくださいね!!

転職活動を始めるかどうか悩んでいるなら、下記の書籍を読むことをオススメします。転職をする気がなくても”転職”というカードを持っているだけで働き方が変わります。なるべく若いうちに読んでおきたい一冊です。ストーリー形式で話が展開され、非常に読みやすいし、物語内での教えも心に刺さることが多いですよ。とても良い本です。

また、技術者ブログ”ものづくりのススメ”の管理人のリヴィさんがNoteで書いている転職経験談もオススメです。リヴィさんは大企業からベンチャー企業に転職した機械設計者です。転職活動の体験から、現在どのようなことで苦労されているかまでわかります。特に”内省録”という記事は、技術者として共感する部分も多く、非常に考えさせられるので必読です!!

リヴィ|note
機械メーカーで機械設計の仕事をしつつ、ブログ「ものづくりのススメ()」を運営しています。Noteでは、「Twitterには書ききれないけど、ブログ記事にするまでもないかな」ということを中心に書いていきます。
ものづくりのススメ
ものづくりについて学びたいと考えている、専門学生や大学生、また現役の設計職の方などに向けて役立つ知識をご提供いたします。

お知らせ

転職活動に力を入れるため、しばらくの間、ブログの更新頻度を落とします。ブログを始めてからこれまでの一年半の間、毎週土曜日に一記事という週一ペースで休むことなく更新を続けてきました。それが途切れるのも、少し勿体無い気もしますが・・・まあ記事を書けない週は過去記事のリライトするという形でお茶お濁しながら、毎週の連続更新を途切らせないようにしていきます。完全な自己満足なんですけどね(笑)

Twitterでの毎日2回の情報発信は、変わらず続けていきますのでよろしくお願いします。

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