イケメン切粉選手権-結果発表-

ものづくり技術

Twitter上を賑わせた?イケメン切粉選手権の総括です。

 

 

イケメン切粉選手権ってなに?

ある日のこと。開発機の加工評価が終わり、ふとチップバケットを見ると大量の切粉が。何気なくぼーっと見ていたんですが、こんなことに気が付きました。

 

あれ、切粉ってなんかカッコよくない?

 

そして、そう思った矢先、ある強烈なフレーズが頭に降ってきました。

 

“イケメン切粉”

 

そして気が付いたら私は、私はおもむろにバケットに潜り込み、切粉の写真を撮っていたんです。それが下記のツイートの写真です。。この思いついてしまったキャッチーなフレーズがどうしても忘れられない。そして、もっとカッコいい切粉、そう”イケメン切粉”をたくさん見てみたい。この切粉を使って何か面白いことができないかなーと考えていると、また強烈なフレーズが降ってきました。

 

“イケメン切粉選手権”

 

もうなんか、この名前だけでめっちゃ面白そう。この閃きは、しめたもの。早速、Twitterのタグにして投稿しました。

そうして始まったのがこの“イケメン切粉選手権”です。最初は、ただカッコいい切粉の写真を投稿してもらうだけのつもりでしたが、せっかく多くの人に参加してもらったので、選手権としてグランプリを決めることにしました。

 

グランプリ、準グランプリ、5つの審査員特別賞の計7賞です。

 

グランプリ、準グランプリは元投稿のいいね数、とリツイート数をポイント化して判断します。フォロワーの多い人がで有利にならないように、フォロワー数で除して比較します。

 

審査員特別賞は私の独断と偏見で決めました。では結果発表いきましょう!!

 

結果発表

審査員特別賞

渋さ部門

【審査員コメント】

その可愛げある渦巻形状とは、ギャップのある渋い模様。まるで、ゆるふわ形状男子からチラリと見える血管の浮き出た腕の筋肉のよう。そのギャップに女子はメロメロ。これはモテるイケメン。

ビューティフル部門

【審査員コメント】

エンプラからの刺客。切粉だと言われてもにわかには信じがたい。結婚式の装飾と言われても疑わないクオリティ。金属とはまた違った美しさを放つ、外国人イケメン。

芸術部門

【審査員コメント】

この切粉の美しさは、もはや語る必要もない。この美しいピッチは、ダ・ヴィンチが探し求めた黄金比の完成形。ルーブル美術館に展示しましょう。位置はモナリザの横で。芸術系イケメン。

ユニーク部門

【審査員コメント】

僕と一緒に踊りませんか?優しげな雰囲気のはよそに、縦ノリの激しいダンス。遊び心溢れるクラブ系ダンサーイケメン。

オシャレ部門

【審査員コメント】

すごいの一言。魔力が込められていそうな一品。まずこれは、なんの切粉なのか。そして、レジンに閉じ込めるこの技術。魔鉱石系イケメン。

準グランプリ

【審査員コメント】

こいつはでかい。いったいどれほどの大きさなのか。日本人選手が海外に移籍した時、最初に感じる圧倒的フィジカルの違い。こいつには勝てない・・。そんな気持ちにさせられるフィジカルモンスターイケメン。

グランプリ

【審査員コメント】

出る杭は打たれる、でも出る切粉は打たれない。異質に輝くその切粉からは、自分らしく生きろというメッセージを感じます。信念のイケメン。

 

グランプリおめでとうございます。名誉あるイケメン切粉マイスターに認定されました。これからも沢山のイケメン切粉を世に生み出してください!!

まとめ

皆様、お疲れまでした。参加いただいた切粉の数は、なんと101切粉。大変多くのご参加、ありがとうございました。参加者の投稿全てにコメントを付きでリツイートさせていただいたいのでお時間あるときに見ていただければ幸いです。(入念にチェックしたつもりですが、抜け漏れあったらすみません。)

 

私は普段、工作機械の設計者という立場で機械加工の世界に携わっています。まだまだ、短いキャリアではありますが、その中で何度もこの業界ついて感じることがありました。それは、この業界の一般知認知の低さです。機械加工は、まさに縁の下の力持ち。表舞台に出ることはなくても、産業の基盤を支える重要な役割を担っています。工作機械の設計者も、町工場の方々も当然それは理解して仕事をしています。でも、やっぱり皆さんどこかウズウズしているんです。自分の加工技術、また加工自体の素晴らしさ、面白さを色々な人に知ってほしい。そう思ってウズウズしているように私は感じます。

 

かく言う私も、自分が身を置く工作機械産業の素晴らしさや技術の面白さを知ってほしいと思い、ブログやTwitterで情報発信しています。だから、町工場の皆さんもどんどん発信して、械加工の面白さを世間に伝えていきましょう!!

 

と言いたいところですが、現実的に難しいのも知っています。

 

町工場の方が加工している部品は、お客さんの発注あってのものです。どんなに素晴らしい加工品ができたとしても、それはお客さんへの商品。SNSに投稿するなどもっての外、写真を撮ることすら憚られるものもあります。その特性上、どうしても技術を大々的なアピールができないのです。技術をアピールするだけのオリジナル部品を加工しようにも、お金もかかるし時間もない。でも、本当はウズウズしている。

 

だから、私は切粉”に注目しました。一般の方が見たら、なにこれ?と興味を惹かれる形状の切粉は沢山あります。そして、投稿のハードルも低く、お金も時間も掛からない。まさにうってつけです。

 

くだらない企画ではあったかもしれませんが、工作機械ユーザーの方々のウズウズを少しでも解消し、一人でも多くの人が機械加工を知るキッカケになったのであれば嬉しいです。

 

いつもは、工作機械メーカーの一設計者として、この業界に貢献しているつもりですが、今回このような全く違う形で個人としてこの業界に関われたことをとても嬉しく思います。働く以外にもできることがたくさんあるんだという、自信にもなりました。

 

参加者はもちろん、この選手権を盛り上げようと、沢山コメントやリツイートをして頂いた方、本当にありがとうございました。これからも思いつく限り、色々な企画を行っていきたいと思っているので、その度に「こいつまた変なこと始めやがった」と温かい目で見守っていただければ幸いです。