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商品紹介

本を"裁断せず"に丸ごと電子化!! 『CZUR ET24 Pro』徹底レビュー

※本記事はCZUR様より製品のご提供を受けて執筆しているPR記事です。ただし、内容に忖度は一切なし。良いところも悪いところも、正直に書いていきます。

技術書って、気づくと増えていませんか?

気づくと増えていく大量の技術書

読み終えた本も「いつか参照するかも」と思うと捨てられない。かといって、裁断して電子化するのは・・・なんだか本に申し訳ない。電子書籍で買い直すのはお金がもったいないしなぁ。本棚は増え、部屋のスペースは減るばかり。そんなジレンマを抱えている人、多いのではないでしょうか。

そんなあなたに朗報です、This is 最高にちょうどいいプロダクト、あります。本を一切壊さずに丸ごと電子化できるスキャナーが存在するのです。それが今回紹介する、CZURの非破壊ブックスキャナー"ET24 Pro"です。

「非破壊スキャナーって10万円くらいするんでしょ・・・?元は取れるの・・・?」

大丈夫です。本記事では製品の実力はもちろん、「年に何冊スキャンすれば元が取れるのか」という損益分岐点、さらに「そもそも本を勝手にスキャンして良いのか」という法律の話まで、徹底的に掘り下げます。では、さっそくいきましょう!!

"CZUR ET24 Pro"ってなんじゃらほい?

CZURってどんな会社?

CZUR(シーザー)は、2013年に中国・大連で創業したスマートオフィス機器メーカーです。主力製品はブックスキャナーで、この分野では世界の実質的なトップランナー。製品は100カ国以上で販売され、累計出荷は50万台以上(2021年時点・同社発表)。

「聞いたことのないメーカーだけど、怪しくない・・・?」と思った方もいるでしょう(案件もらっておいて、トテモ失礼)。ですが、日本でもすでに実績は十分です。クラウドファンディングの"Makuake"では、過去6回のプロジェクトで累計3.3億円以上を集めた、スキャナー分野の歴代売上No.1メーカーです。今ではヨドバシカメラなどの量販店でも普通に買えるブランドですね。

ちなみに社名の"CZUR"は、"Continue Zeal Until Real"(実現するまで情熱を続けろ)の頭文字です。創業者の周康(ジョウ・カン)氏が、かつてリンパ腫と診断された経験から、この言葉を社名に刻んだのだそうです。社名にパッションしかない珍しいパターン、なかなか熱い由来ですよね。

図1: 非破壊スキャナーのトップランナー CZURのあゆみ

会社の説明はこれくらい。ここからは今回の主役、提供いただきましたET24 Proを見ていきましょう!!

ET24 Proは何が凄いのか?

今回ご提供いただいたのは、コォレェ!!ET24Pro!!

CZUR ET24 Pro本体

ET24 Proは、創業10周年を記念して投入されたフラッグシップ機です(現在は上位機ET MAX登場により準フラッグシップ)。まずは基本スペックを見てみましょう。

項目 スペック
センサー 2,400万画素(デジカメと同方式のCMOSセンサー)
解像度 320dpi(1インチあたり320ドット。文庫の小さな文字も潰れない精細さ)
対応サイズ 最大A3(見開きの本がそのまま載る)
対応する本の厚さ A3原稿で35mm、A4相当で50mmまで
スキャン速度 見開き2ページを約1〜1.5秒
OCR 180以上の言語に対応
価格 94,500円(税込・公式)

注目すべきは「開いた本をそのまま置いてスキャンできる」という点です。

普通のカメラやスキャナーで開いた本を撮ると、ページの膨らみでぐにゃりと歪みますよね。ET24 Proはこの問題を、3本のレーザーによる"物理計測"で解決しています。スキャンの瞬間にレーザーをページに照射して紙面の3次元形状を実測し、そのデータを元にソフトウェアが湾曲を数学的に引き伸ばして、平らなページへ復元するのです。画像の見た目から「たぶんこう曲がっているだろう」と推定する方式とは根本的に異なる、いわば測量ベースの補正。機械屋の私としては、このアプローチ・・・かなり好みです。

図2: レーザー湾曲補正の仕組み

さらに、ページを押さえた指を自動で消す"指消去"機能も搭載しています。専用の指サックを着けてページを押さえると、ソフトウェアがそれを認識して画像から消してくれる。スキャン結果を見ると、あら不思議、指は跡形もなく消えています。

このほか、両手が塞がっていても撮影できるフットペダルも付属。スキャンした文字をWordやExcelのデータに変換できるOCR(画像の中の文字を読み取ってテキスト化する技術ですね)や、HDMI出力による書画カメラモードまで備えた、全部入りの一台です。

スペックの説明はここまで。

ところで・・・そもそもなぜ今、「本のスキャン」が必要なのでしょうか?

AI時代、紙の本は"読む"から"使う"へ

本を電子化する文化、いわゆる"自炊"には長い歴史があります。王道は「裁断機で本を分解して、ドキュメントスキャナで高速読み取り」というスタイル。慣れれば1冊5分ほどで電子化できる完成されたワークフローですが、当然ながら本は物理的に消滅します。ほかに、スキャンまで丸ごと請け負う代行サービスも存在します(ただしスキャン代行には実は法的な問題があります。これは後ほど詳しく)。

そして今、この「電子化」の意味そのものが大きく変わりつつあります。理由はもちろんAIです。

これまで本の電子化といえば「場所を取らない」「持ち運べる」が主なメリットでした。ところがAIの登場で、電子化した本は検索できて、要約させられて、質問にも答えてくれる"データベース"に変わったのです。「あの話、どの本に書いてあったっけ・・・」が一瞬で解決する世界。つまり蔵書の電子化は、自分専用のナレッジベースを構築する行為とほぼ同義になりつつあるわけですね。

図3: AI時代、本は読むから使うへ

この文脈で見ると、ET24 Proの立ち位置は面白いですよ。

  1. 本を壊さない・・・裁断式と違い、スキャンした後も本は本棚に戻せる
  2. 法的にクリーン・・・自分でスキャンする行為は著作権法上の"私的複製"として適法(詳細は後述)
  3. 手元で完結・・・データはローカル保存。AI活用とも相性が良い

と、ブックスキャナーに時代が追いつきつつあります。実は今、熱いガジェットの一つ、それがブックスキャナーなのです。と、説明が長くなりましたが、お待ちかねの実食タイム。実際に使ってみるとどうなのか・・・ざっくばらんにレビューしていきましょう!!

実際に本をスキャンしてみよう

ご提供いただきましたET24 Proを使って、早速本をスキャンしていきましょう。今回、試しにスキャンする本は・・・技術書の中でもとてもわかりやすく面白いと評判の高いこの本。

スキャンする本

拙書「集まれ!設計1年生 はじめての締結設計」!!

重版が掛かる掛かると言われて全然かからない(嫌味)、私の処女作です。こいつを試しにスキャンしていきましょう。早速、準備していきます。

ET24 Proをセッティングしていく

スキャン操作自体は非常に簡単、PCに専用のソフトウェアを入れてボタンを押せばすぐにスキャンできます。スマホで写真を撮るのと何ら変わりません。ちょっと難しいのは被写体側のコントロール、つまり本を如何に「開いた状態にしておけるか」という部分です。その点もET24 Proは工夫が盛りだくさん、そのうちの一つがこの黄色の謎部品。

黄色の謎部品、その正体は指サック

上述しましたが、これは魔法の指サックです。上の写真はちょっと持ち方が違いますが、本が閉じないよう抑えるために指にはめて使います。面白いのは、この指サック自体は画像処理によってスキャン画像から消えるということです。例えば、指で押さえた場合、どうしても本の端に指が写り込みます。文字に被っていなかったとしても、スキャンデータの端に自分の指が写ってたら気になりますよね。この指サックで抑えればそういったノイズをデータから除去できるのです。コレは新しい、安心して本を抑えることができます。

本を開いたら、いざスキャン撮影。シャッターボタンを押す必要がありますが、ここで問題にぶち当たります。それは本を抑えるために、両手が塞がるのでシャッターが押せないということ。ただ当然ながらそんな心配は不要、ET24 Proではあらゆるシーンに備えて「コレでもかというほど」シャッターボタンがついてます。本体、ソフトウェア側、外部スイッチ2つとよりどりみどり。

豊富なシャッターボタン。左がフットスイッチ

特に使いやすかったのは上図左側のフットスイッチ、コレは足で押すタイプのシャッターです。両手が使えないなら、足を使えばいいじゃない。確かマリーアントワネットも言っていたはずです。コレによって、厚めの本でも開きづらい本でも、余裕を持ってスキャンすることができます。

さらにはPCを確認せずとも、おおまかな画角は本体上部についた画面から確認することができます。これは地味に便利な機能でした。痒い所に手が届くー。

本体上部の画面で画角を確認できる

部屋が暗くても大丈夫、光量も潤沢です。

内蔵ライトで光量も潤沢

早速スキャンしていきましょう、下記はPC側の画像です。

PC側ソフトウェアの画面。ガイド線に合わせて本を設置

こんな感じでガイド線に合わせて、本を設置します。この画像見ただけでわかると思うけど、だいぶ湾曲しているよね。こんな配置でちゃんとキャプチャできるのかしら・・・・・。

スキャン結果。湾曲が補正され、平らなページに

できる!できるのだ!!

ちなみに上図の左側、本の枠線が途切れている部分、ここは例の指サックがあった部分です。コレもまた綺麗に消えていますね。素晴らしい。今回は初めてだったので、数ページのスキャンに10分以上くらいかかりましたが慣れてくれば、1冊10〜15分くらいでスキャンできちゃうと思います。スキャナーの性能&使い勝手としては申し分なし、素晴らしいガジェットでした。

デメリットを挙げるなら、兎にも角にもデカいこと。本のスキャンって日常的にすることじゃないから、使わないときはコンパクトにしてしまっておきたい・・・。でもET24 Proは素でこの大きさ、分解不可。このサイズ以上に小さくならないし、なんとも収納しづらい逆L字型なので置き場所に割と困るんですよね。スキャナ以外の用途があればまだいいのだが・・・・

あります!!違う用途あります!!

プレゼンモードで手元を投影

手元を写すプレゼンモードが使えます!!懐かしいなぁ、私世代だと小学校とかで先生が画面にプリントを写す時に使ってた奴だわ。これが伝わる人は同世代のなーかま。ということで、ET24 Proは資料投影用のカメラとしても使えます、う〜ん、微妙。使い所がない。

デカいのはもうしょうがないとして、もう一つのネックな部分は値段。約10万はかなり高額。この値段については、元がとれるのか計算してみました。

10万円の元は取れるのか?損益分岐点を計算してみた

さて、ET24 Proの実力は分かりました。ですが、最大の関門は94,500円という価格です。本を電子化する手段は他にもあります。並べて比べてみましょう。

手段 コスト 本は残る?
ET24 Pro 94,500円(買い切り) ○ 残る
スキャン代行サービス 1冊200〜300円 × 裁断・溶解処分
裁断機+ドキュメントスキャナ 約8〜10万円 × 裁断
スキャナーのレンタル 週1万円前後 方式による
スマホアプリ+書見台 1万円以下 ○ 残る

単純にスキャン代行と比較すると、94,500円 ÷ 1冊約280円で約340冊。3年使うとすれば年間110冊程度が損益分岐点となります。「そんなに読まないよ・・・」と思いますよね。ですが、ここには面白いカラクリが2つあるのです。

1つ目は中古売却です。ET24 Proは中古市場での流通が少なく、実際の成約価格を調べると新品の7割前後で取引されています。「使い倒して、不要になったら売る」前提なら実質負担は3.5万円程度となり、この場合の損益分岐点は年間40冊程度まで下がります。月3〜4冊ペースなら十分回収できる計算ですね。リセールも考慮して考えるといいでしょう。

2つ目は、そもそも代替手段が使えない本の存在です。絶版書、サイン本、思い入れのある本、借りている本・・・こうした「裁断できない本」に対しては、代行も裁断自炊も選択肢になりません。非破壊スキャナーは、実質的に唯一の解なのです。

逆に、正直なことも言っておきましょう。「全部処分して良い本」を大量に電子化するだけなら、裁断+ドキュメントスキャナの方が2倍以上速いです。ET24 Proはあくまで「本を残したい人」のための機械。ここを取り違えると後悔します。

図4: あなたに合う電子化手段はどれだ?

ところで、ここまで当たり前のように「本をスキャンする」話をしてきましたが・・・そもそも、本って勝手にスキャンして良いのでしょうか?

そもそも本を勝手にスキャンしていいのか?

結論から言うと、自分でスキャンする限り、適法です。私的複製ならばOK。そもそも"私的複製"って何なんだ?という人のために、サラッと説明します。

著作権法30条には「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内」で使う目的であれば、著作物を複製して良いと定められています。これが私的複製。個人で楽しむためのコピーは自由、という原則ですね。

面白いのは、この条文が「自分の本であること」を要件にしていない点です。問われるのは「何のために(目的)」と「誰が(主体)」だけ。したがって、友人や図書館から借りた本を自分でスキャンする行為も、多数説では適法と解されています(ここは議論もあります)。仕事に活かすためのスキルアップ、いわゆる自己研鑽のためのスキャンも私的使用の範囲です。

ただし、NGラインもはっきり存在します。主なものを整理しました。

行為 判定
自分で買った本を自分でスキャン ○ 適法
借りた本を自宅で自分でスキャン ○ 適法(多数説)
データを同居家族と共有 ○ 適法
スキャン代行業者に依頼 × 違法(2016年最高裁で確定)
会社の業務資料にするためのスキャン × 私的複製の対象外
データを友人に送る・ネットにアップ × 複製権・公衆送信権の侵害
データを残したまま原本を売却 △ グレー(明文規定・判例なし)

図5: 本のスキャン、どこまでOK?

「代行に頼むと違法、自分でスキャンすると適法」・・・意外ですよね。2016年には最高裁で代行業者の著作権侵害が確定しています。10万円のスキャナーは、言い換えれば「合法的に蔵書を電子化する権利を自分の手元に置く」ための投資でもあるわけですね。

エンジニアとして気になるのはAIとの関係でしょう。スキャンした本をローカルLLM(自分のPCの中だけで動くAI)に読み込ませて要約・検索させる行為は、文化庁の公式見解を踏まえると私的複製の範囲として適法性が高いと整理されています。一方、クラウドAIへのアップロードは有力な適法説があるものの判例はまだなく、入力データを学習に使わせないオプトアウト設定をしておくのが安全です。

(※本セクションは公開情報の整理であり、法的助言ではありません。個別のケースは専門家にご相談ください。)

まとめ

本記事の内容を復習しましょう。

  • ET24 Proはレーザー物理計測による湾曲補正を備えた、非破壊ブックスキャナーのフラッグシップ
  • CZURはMakuakeスキャナー分野歴代売上No.1の、この分野のトップランナー
  • 損益分岐点は持ち切りで年約110冊、売却前提なら年約40冊
  • 絶版書・借りた本など「裁断できない本」には実質的に唯一の選択肢
  • 自分でスキャンする行為は著作権法30条の私的複製として適法。ただしデータの配布・アップロードはNG
  • AI時代の電子化は「省スペース」から「自分専用ナレッジベースの構築」へ

積読の山も、本棚の肥やしも、データ化してしまえばあなただけの検索可能な知識資産です。ET24 Proで、あなたの本棚を次なるステージへと進めましょう。


【お得情報】ET24 Proが最大15%OFFになるセール&専用クーポン

今回レビューした「ET24 Pro」(メーカー: CZUR(シーザー))が、2026年8月15日(土)〜8月23日(日)の期間限定でセール中です。専用URLからの購入で全品10%OFF、さらにET24 Proは専用クーポンで最大15%OFF。ぜひ活用してみてください。

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※本記事はCZUR様より製品の提供を受けて執筆しています。

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