【PR】本記事はNordVPNの案件として制作しています。
いきなりですが"VPN"という言葉、聞いたことはありますか。なんか会社で聞いてことあるようなないような・・・なんか通信のために使う技術だったような?そんなフワっとした理解の人は多いと思います。雰囲気はわかるけど「何をする技術?」と聞かれると、急に説明が難しくなりますよね。正直な話、私もアルファベット3文字になった途端、目から入った情報が穴という穴から抜けていきます。
ただ、VPNは組織が用意してくれるインフラ、ではなく自分の環境でも能動的に使うことが可能です。そこでよく使われるサービスが今回紹介するNordVPNです。今回は、VPNの概要を誰にでもわかるように噛み砕きながら、NordVPNを使って色々と試していきます。VPNを使うと一体どんなことができるか?
VPNを使うとネットの世界はどう変わるのか。日本とそれ以外の国での、ものづくりの世界の見え方をちょっとだけ比較してみましたYo。本記事を読みながら、VPNがどんなものなのか一緒に確かめていきましょう。それでは、さっそくいきましょう!!
そもそも"VPN"ってなんじゃらほい?
VPNはVirtual Private Networkの略です。
単語ごとに見ると
- Virtual = 仮想の
- Private = 私的な、専用の、閉じた
- Network = ネットワーク、通信網
まあ、なんとなく雰囲気はこれだけでもわかりますね。ざっくり言えば、今あるインターネットの上に、関係者だけが通る"専用トンネル"のような経路を作る技術です。社会人であれば、VPNという概念に触れる機会があるのはやはり会社でしょう。例えば、出張先で自分のノートPCから会社の社内システムに入るときなど。ここで会社VPNが使われます。
まず会社のネットワークにインターネット経由から誰でもは入れてしまったら、情報が駄々洩れになってしまいますから、限られた人のみが入れるようにしたいわけですね。だからといって、秘密の入り口を作っておいたら鍵をかけておいても突破されてしまうリスクがあります。故にVPNを使って必要な時に専用のトンネルを作って、中に入るようなイメージです。ドラえもんでいうところの通り抜けフープのようなものです。
ここまでは会社向けのVPNの話です。今回扱う個人向けVPNは、少し目的が変わってきます。会社のVPNは安全に「内部」に接続する目的だったのに対して、個人向けVPNは安全に「外部」に接続するサービスです。具体的には、VPN経由で事業者のサーバーに接続し、事業者のサーバーを経由して一般のWebサイトへ出るというサービスです。

それによって何ができるかといえば、共有Wi-Fiで通信経路を守ったり、Webへ出る国を選んだりできます。VPNを通す通信はサーバーまで"暗号化"され、途中で簡単には読めない形になります。Webサイトから見える送り元も、通常はVPNサーバー側の公開IPアドレスになります。つまり自分が今どこからアクセスしているのかを隠すことができるわけです。それどころか、「私は今アメリカから通信しています」という風に、通信の出口を意図的に変えて通信することが可能です。別に悪いことをしているわけではなく、「自分を守るために情報を出さない」という選択の一つです。
"NordVPN"は何を簡単にする商品?
さて、ここからがメインの話。NordVPNって何なのか。VPNは上述の通り技術の名前、NordVPNはその技術をアプリから使いやすくした個人向けの商品です。自分でVPNサーバーを管理するのは大仕事です、というか玄人にしかできません。難しいことは誰かに任せてVPNだけうまく活用したいという需要を満たしてくれるのがNordVPNです。
NordVPNは2012年に始まったサービスであり、Nord Securityが展開する製品の一つです。
- 国や地域の出口をアプリから選べる
- 1アカウントで最大10台を同時接続できる
- VPN中心のプランから、パスワード管理やオンライン保存などを含む上位プランまで選べる
といった特徴があります。個人向けVPNサービスはNordVPNだけではありません。他にも下記のような競合サービスがあります。

最大同時接続はNordVPNが10台、ExpressVPNがプラン別に10・12・14台、Surfsharkが無制限です。Proton VPNには、1台で使える常設の無料プランがあります。一社が万能ではなく、接続台数や欲しい機能で選ぶのが現実的です。Security.orgが2025年6月に米国成人1,009人へ行ったオンライン調査では、そのうちVPN利用者の回答でNordVPNが17%と最多とのこと。まぁ、迷ったらNordVPNでいいでしょう。では、説明はここまで。ここからは、実際につないでみましょう!!
NordVPNでネットの出口を日・米・独に変えてみる!!
私のMacBookのNordVPNアプリをいれてさっそく使ってみました。いうて、私は機械系出身の技術者なのでネットワーク系は素人です。それでも、特に迷うことなくVPNを使うことができました。このように同じMacのNordVPNアプリで、米国、ドイツ、日本へそれぞれ接続しました。まあ、日本はいつも通信してるけどね。

私は椅子から1mmも動いていません。家に居ながら通信元が米国としてネットができてしまうんです。VPNがなかったら、米国まで実際にいかなければなりませんからね。なんか世界旅行をしているみたいですな。これがVPNによる"出口の切り替え"です。
「で、これで何が変わるの?」
という話ですよね。実際、VPNを使う目的はセキュリティ対策だったりすることが多いわけですが、今回はわかりやすく視点をかえて、インターネットの出口が変わるということがどういうことか、実験していきたいと思います。出口が変わると、実は同じインターネットでも見え方がかわるんですね。例えば、ものづくりメーカーの"売り場"は何が変わるのでしょうか。日本から見た売り場と、海外から見た売り場、実は違うんじゃないの?というお話です。
国を変えると"ものづくりの売り場"はどう見える?
Snapmaker:同じTop Coverでも供給条件は同じか?
最初に比べたのは、3Dプリンター用の同じアクセサリー、Top Cover for Snapmaker U1です。同じ製品を、日本、米国、ドイツと国を変えて確認していきます。
日本の通常回線ではGlobalストアが表示され、149米ドル、保証1年。発送案内に日本は含まれましたが、日本倉庫とは書かれていません。
米国ストアも149米ドル、保証1年ですが、発送元は米国倉庫。11月1〜15日発送予定で、米国48州では対象外商品を除き89ドル超の注文に送料無料表示がありました。
ドイツ向けストアは159ユーロ。VATという消費税に近い税を含み、保証2年、ドイツ倉庫から11月1〜15日発送の表示です。

共通入口では米国接続中にUS Store、ドイツ接続中にEU Store–Germanyへの案内が出ました。どちらも自動転送ではなく、訪問者へ選択を促す形です。私が注目したのは、値札より保証と倉庫です。Globalと米国は同じ149米ドル表示でも発送条件は別。価格、倉庫、発送、保証まで見て、部品や機材を選び手配する"調達"の判断材料がそろいます。国によって、同じ製品でもそこに付随する条件や保証が異なるんです、面白いですよね。ここにその国々の「モノづくりの文化」が隠れていると思いませんか?
Bambu Lab:同じA1 mini、米国と欧州で"売り方"を比べる
次はみんな大好きBambu Lab A1 mini 3D Printerです。米国ストアと欧州のドイツ語ストアを比較します。

米国接続中は共通入口から米国ストアへ転送され、219米ドル。送料無料表示は地域条件付きで、30日価格保護(条件付きの価格差調整)、30日返品、2年保証、米国倉庫から処理後1〜3営業日発送と書かれていました。
ドイツ接続中は欧州ストアへ転送され、189ユーロ。多くの地域で送料無料、同じ30日価格保護、30日返品、2年保証、EU倉庫から処理後1〜3営業日でした。最終価格とVATは配送先で変わります。
返品30日、保証2年、発送1〜3営業日は共通し、価格、税、倉庫の見せ方は異なりました。Bambuはあまり大きな差はなかったですね。それでも自社の海外向けネットショップを点検する、面白い視点ではないでしょうか。
発見を、ものづくりの判断へ変える
VPNで"安い国探し"をするというよりは、地域別の売り場を観察する補助に使ってみました。これは極めて重要なものづくりの視点です。例えば、自社のネットショップが接続地域に合う案内を出すか点検する。試作機材を買う前に地域倉庫・発送・保証を確認する。競合がどこを共通化し、どこを地域向けに変えるか調べる。あなたの仕事なら、どの使い方が近いでしょうか。自国からは見えない、でもちょっと手を伸ばせば、自分のデスクから見える、そんなグローバルなものづくりの視点があるんですね。
結局、NordVPNは私に必要?プランと価格で判断する
今回はNordVPNの用途をわかりやすく解説するために、国ごとの比較を行いました。おなじように海外メーカーや自社の地域別ストアを調べる人には、NordVPNは導入する価値はあるでしょう。しかし、国内サイトしか見ないなら、この用途だけで無理に導入する必要はありません。
では、海外メーカーの調査なんてしない普通の人には関係ないのか、といえばそんなこともありません。個人向けVPNでイメージしやすい用途の一つが、出張先や旅行先のネット環境を使うときです。
例えば、ホテルや空港、カフェのWi-Fi。こうした自分で管理していないネットワークを使うときにVPNへ接続すると、自分の端末からVPNサーバーまでの通信が暗号化されます。現在のWebサイトはHTTPS対応が一般的なので、VPNなしなら即危険という話ではありませんが、「よく分からないネットワークを使うときに、通信経路をもう一段自分で守る」という使い方ができます。
もう一つ分かりやすいのが、自分の公開IPアドレスをWebサイト側へ直接見せないという使い方です。通常はWebサイトへアクセスすると、自宅や会社など、今使っている回線の公開IPアドレスが相手側から見えます。VPNを使えば、Webサイトから見えるのは基本的にVPNサーバー側のIPアドレスになります。
そして今回試したように、ネット上でどの国からアクセスしているように見せるかを選べるのも個人向けVPNならではです。海外出張中に日本向けサイトへアクセスしたり、海外展開している自社サービスが各国からどう見えるのか確認したり、海外メーカーの地域別サイトを調査したり。私の場合は、この使い方が一番しっくりきました。
つまりNordVPNが向いているのは、
- ホテル、空港、カフェなど、自分で管理していないWi-Fiをよく使う人
- 自分の公開IPアドレスをWebサイトへ直接見せたくない人
- 海外出張や旅行が多く、接続地域を切り替えたい人
- 海外サイトや自社サービスの「地域ごとの見え方」を調査したい人
あたりでしょう。

逆に、自宅の固定回線から国内のWebサイトを見るくらいで、こうした用途にまったく心当たりがないなら、VPNは「全員が絶対に入れるべきもの」ではありません。VPNを使えばインターネットのすべてが安全になるわけでもありませんし、怪しいサイトやフィッシング詐欺まで無効化してくれる魔法のバリアでもありません。
自分がネットをどう使っているか。その中に「通信の出口を自分で選びたい」「今いるネットワークをそのまま信用したくない」という場面があるか。そこが導入を判断する一つの基準になりそうです。
NordVPNの価格表はこちら。
| プラン | 2年+3か月:月額換算/初回総額 | 1年:月額換算/初回総額 | 1か月 |
|---|---|---|---|
| ベーシック | ¥540/¥14,580 | ¥840/¥10,080 | ¥2,290 |
| コンプリート | ¥690/¥18,630 | ¥990/¥11,880 | ¥3,050 |
| エリート | ¥990/¥26,730 | ¥1,300/¥15,600 | ¥3,360 |
料金を見ると、やはり長期契約ほど月額換算はかなり下がります。ただし、ここで見るべきなのは大きく表示された「月額○○円」だけではありません。最初にいくら支払うのか、何か月分の契約なのか、更新時はいくらになるのかまでセットで確認しましょう。
個人的には、VPNを使ったことがない人がいきなり「2年間絶対使うぜ!!」と気合いを入れる必要もないと思っています。自分の用途がハッキリしている人は長期プラン、まずVPNというものを触ってみたい人は契約条件や返金条件も確認しながら選ぶ。この辺りは、工具と一緒ですね。安いから買うのではなく、自分の使い方に合うかで決めるのが一番です。
まとめ
本記事の内容を復習しましょう。
- VPNはネット上に作る専用トンネルで、会社用と個人向けでは行き先が違う
- NordVPNは国ごとの出口選びをアプリから簡単にする商品
- 同じMacで、Webから見える出口を日本・米国・ドイツへ切り替えられた
- Snapmakerでは、今回の条件で税・保証・発送倉庫など地域別の供給条件が見えた
- Bambu Labでは、米国と欧州の売り方に相違点と共通点があった
今回はNordVPNを使って、「VPNとはそもそも何なのか」から、実際にネットの出口を日本・米国・ドイツへ切り替えるところまで試してみました。
VPNというと、どうしても「会社のパソコンで使う謎のネットワーク技術」という印象があります。しかし個人向けVPNを実際に使ってみると、その正体は意外とシンプルです。自分の端末からVPNサーバーまで専用のトンネルを作り、そこをインターネットへの出口にする。まずはそれだけ理解しておけば十分でしょう。今回、個人的に面白かったのは、その出口を変えるだけで同じメーカーのWebサイトでも価格だけでなく、倉庫、発送、保証、税の見せ方まで変わったことです。
インターネットは世界共通の一枚の巨大な画面が表示されているように思えますが、実際には「どこから見るか」で見える景色が少しずつ違うんですね。もちろん、VPNは入れた瞬間にネット上のあらゆる脅威から守ってくれる万能セキュリティ装置ではありませんし、全員に必要なサービスでもありません。
でも、出張先のネット環境をよく使う。自分のIPアドレスをWebサイトへ直接見せたくない。海外から見たWebサービスを確認したい。あるいは私のように、海外メーカーの「その国での売り方」を覗いてみたい。そんな用途が一つでもあるなら、VPNは「会社でなんとなく使うもの」から、自分で使い道を選べるネットの道具に変わります。
アルファベット3文字の時点で情報が穴という穴から抜けていた私でも使えましたので、VPNに興味はあるけど何となく難しそう……と思っていた人は、この機会に一度その仕組みを触って確かめてみてはいかがでしょうか。使ってみると意外と単純です。
VPN、要するに「ネットの出口を自分で選べるトンネル」でした。
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